インプラント
大阪府大阪市西区立売堀3丁目1-1
大阪トヨペットビル7F
TEL06-6536-1160
インプラント
当院では、インプラント手術をより安全に、正確な位置に埋められるようNobel Clinicianソフトウェアに加え、“Xガイド”を導入いたしました。
Xガイドは、あごの骨のCTを撮影した後、コンピュータ上にて診断、分析、治療のシミュレーションを行い、そのシミュレーション通りに手術が行われるよう、ナビゲーションしてくれるシステムです。
GPS測定によるナビゲーションシステムを用いて、インプラントを間違いなく最適な位置、角度に埋入することができますので、安心して手術を受けていただくことができます。
Xガイドを使うことで、歯や骨の状態だけでなく、骨の内部にある神経や血管の様子まで手術中に3D画像で正確に把握できるので、神経、血管を傷つけるというようなインプラント手術中のトラブルを回避することもできます。
インプラントは将来にわたってお手入れしやすく、利便性、快適性さらには審美性を求める風潮が高まる中でそれらの要望にこたえることができる補綴治療を目指しています。
歯を失った時の治療選択肢は、入れ歯(義歯)やブリッジが一般的でしたが、近年、第3の治療法としてインプラントが普及しています。
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その土台の上に人工歯を形成することで、天然歯のような噛み心地と見た目を実現できます。部分入れ歯やブリッジとは異なり、健常な両隣の歯を削ることなく残存率も高い治療法です。
インプラントは、他の治療法に比べて安定感や使い心地が良いとされています。その秘密は「支えの強度」にあります。人間の噛む力は、強く噛みしめたときには、50~60キロもの力がかかるといわれています。歯根部分が顎骨に支持されている天然歯は、その力に耐えうるようにできているわけです。インプラントはその天然歯と同じ構造で、硬いものを食べたときの違和感や痛みに悩まされることはありません。まずは、お気軽にご相談ください。
インプラント
入れ歯
ブリッジ
インプラント治療を行うにはいくつかの条件があります。まず、土台となる歯槽骨が健康であることです。顎骨が足りない場合は、骨を補う「骨造成」が必要になります。それには、骨移植法、骨再生誘導法、上顎洞底挙上法などがあります。神経との位置関係や歯周病の進行程度なども評価する必要があります。
また、インプラントは外科手術ですから全身の健康状態が良好である必要があり、持病(心疾患、糖尿病など)がある場合、施術が難しいことがあります。顎が完全に成長していない成長発育中の子供も適していません。
術後、歯科での定期的なメンテナンスと毎日の丁寧なブラッシングも大切です。これらをきちんと行わないと歯周病に似たインプラント歯周炎を起こし、土台の骨が侵され支えられなくなることもあります。
インプラントは基本的に3つのパーツからできています。土台となるのが歯槽骨に埋め込むインプラント体と呼ばれる人工歯根です。材質はチタンあるいはチタン合金で、様々な長さや太さがあり、骨量や埋める位置によって選択します。その上に上部構造と呼ばれる人工の歯をかぶせます。材質はセラミック(陶器)があり、強度や色調に違いがあります。人工歯根と上部構造の間にはアバットメントという部分があり、2つを連結するとともに人工歯根を守る役割を担います。材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなどです。
歯が抜けてしまった部位に人工歯根を入れて、天然歯のような噛み合わせを回復します。部分入れ歯やブリッジのように周りの歯を削ることなく、単独で治療ができます。
天然歯のように噛む力を顎の骨が直接受け止めるため、残存歯への過剰な負担を防ぐことができます。
インプラントと顎骨が結合するため、入れ歯などの義歯では味わえない天然歯に近い噛みごたえが期待できます。留め具などもなく、ご自分の歯と同様の感覚が得られます。
歯ぐきから歯が生えている状態を再現できます。天然歯と区別がつかない自然な仕上がりです。
顎にインプラントを埋め込む外科手術で、骨と結合するまでの時間も要するため、治療期間が長くかかります。
糖尿病などの全身的な疾患や、顎の骨の状態がよくない方は、治療に制限がかかります。事前にご相談ください。また、成長発育中の子供には適していません。インプラントは骨と結合するため、顎骨の発育に伴って骨の中に埋没してしまうためです。
インプラント周囲炎(歯周病)になるリスクがあるため、丁寧なブラッシングが必要です。インプラントは歯根よりも細いため、歯ぐきとの境目に段差ができやすく、汚れがたまりやすい部分があります。磨き方のコツを習得していただく必要があります。歯科での定期的なメンテナンスも必要になります。
インプラントには、インプラント体とアバットメントが一体となったワンピースタイプと、インプラント体にアバットメントを連結するツーピースタイプがあります。形状はスクリュー(ネジ状)タイプとシリンダー(円筒形)タイプがありますが、スクリュータイプのほうが初期固定(インプラント体が骨によって固定されること)が得られやすいことや、噛む力を周囲の骨に分散できることから広く採用されています。
患者さまによってお口の悩みは違うため、カウンセリングでその悩みを歯科医師と共有します。
患者さまのあごの骨の状態などを調べます。
①、②を踏まえて、医師が治療計画を立て、患者さまにフィードバックします。
歯茎を開き、あごの骨に穴をあけます。その穴にインプラントを埋め込み歯茎を閉じます。
骨とインプラントがしっかり結合するための治癒期間を設けます(3~6ヶ月)。
インプラントと骨が結合したら再度歯茎を開き、インプラントの頭を出します。
④〜⑥の処置を1日で行う方法もあります。
※即時負荷埋入
かぶせ物を作るために、型取りを行い、完成したら装着します。お手入れ方法などを練習します。
インプラントを長持ちさせるためにも、定期検診に通院されることをおすすめします。